占いの種類『卜術・名術・相術』

占い師によって使用占術が異なるのは皆さんすでにご存じだと思います。ですが、使用占術から占い師を選ぶ方って少ないのではないでしょうか?
でも実は、占う内容に対応した占術を選ぶのが一番大事だったりするんです…。
今回は、占術の種類【卜術・命術・相術】の三つについて簡単に説明していこうと思います。自分の悩みにはどの占術がピッタリなのか考えてみて下さいね!

卜術

代表的な占い
タロットカード
ルーンストーン

占ったその時に出た『偶然』を大事にするのが卜術です。占いと言えば思いつく人も多い『タロットカード』もまさに卜術。その瞬間に偶然で出たカードで結果を読み取りますよね。
卜術のメリットは短期的な運勢や結果を見るのが得意なところ。特に変化しやすい人の気持ちなどを占うのが得意なので「今彼は私をどう思っているか」などの相談を占うのに適しています。
デメリットは未来の出来事を細かくみるのが難しいところ。何月に何か起きそうというところまでは見られても、さらにはっきりと見るのは難しいです。また、卜術では最長でも半年先までほどしか見ることができません。長期的な未来を見るには適さない占術です。

命術

代表的な占い
占星術
算命学

生年月日や生まれた時間、出身地など、あとから変えることのできない生まれ持った情報をもとに占うのが命術です。持って生まれた性質や先天的な運命などを見ることができます。テレビの星占いランキングなんかも簡略化された命術にあたります。
命術のメリットはとにかく細かく個人のことが分かるところ。数年単位の運勢や人生の流れを知ることもできます。「結婚はいつになりそうか」のような、THE占い!といった質問が得意なのも命術です。
デメリットとしてはどうしても時間が掛かってしまうことが挙げられます。時間制の占いの場合はその分料金が高くなってしまいますし、そもそも占星術でみる場合は金額が高めに設定されているというとも少なくはないです。

相術

代表的な占い
手相
風水

相とはものの形のことを言います。文字通り、手相は手、顔相は顔のパーツや配置などの『かたち』を見ることで性格や未来を占う占術です。例えば手相の「結婚線」などで結婚・離婚の回数を見たりすることもできます。
相術のメリットは自分で変えることができるところ。例えば手相は、ペンで書き足すだけでも運気が上がると言われています。変えることができないと思われがちな顔相も、メイクで「開運メイク」をすることで変えていくことができます。
デメリットは実際に相を見なければ占うことができないため、相手の気持ちなど第三者が絡む相談を占うことができないところ。あくまで本人の運気や未来を見るための占術です。